草刈民代さん「ノーブル・タイプ」その2
草刈民代さん「ノーブル・タイプ」その2
元バレリーナ、今は女優さんとして活躍中の
草刈民代さん
ファッション・タイプ は「ノーブル・タイプ」
の続きです。 その1は コチラ
ダンサーとしての草刈民代さんを、キャスティングするなら・・・やっぱり格調高い役でしょう!
ここからは妄想ですが(笑)
草刈さんに踊っていただきたい!と思うのは、
「ジゼル」のミルタ役
これまた話がわからない方はすみません「ジゼル」というバレエがあるのですが、その中で、ミルタ役とは、恋人に裏切られて死んでしまった乙女の亡霊たちを束ねるリーダーのことなんです。
「ジゼル」2幕では、
裏切られた恋人(王子様)のことを、まだ好きだから、お願い、命だけは助けてあげて~と、恋人の命乞いをする主人公ジゼルちゃんの可憐さと、
そんなこといったってね、一度裏切ったような男性でしょ、私はね、絶対許さないわよっ!という女王然としたミルタとの対比が見所なのです。
しかも、ミルタの言う「許さない」とは、「死ぬまで踊ってもらいましょうか」ということなんですね~そんな命令をするミルタ役のダンサーの、マイムのかっこよさといったら・・・
ミルタはね、ジゼルみたいに、ニコニコしながらお花摘んだりなんかしませんよ(笑)
2幕での登場中は、ニコリともせず、格調高いのですが、これがまたステキなんですね~
草刈さんのノーブルさは、ミルタ役の氷のような冷徹さと、そして、若い乙女(死んじゃっていますが)の硬質な美しさを表現するのに、ピッタリだと思います。
さらにいえば、ジゼル2幕のシーンは、当然のことながら墓場なのですが、ひんやりしていそうなところも、ノーブル・タイプのダンサーの本領発揮かなと思います。
南国で太陽がさんさんと降り注ぐ中、ビキニ着てサンバ踊っている草刈さん・・なんだか想像できませんよね